2012/02/25 (Sat)

酒井家美術資料展開催中

平成24年2月23日から3月30日まで(2月は水曜日休館)酒井家美術資料展開催いたしております。
国宝眞光の拵、国宝信房の拵、重要文化財の阿古陀形三十二間筋兜などを展示しています。
上記のほか拵え・甲冑など空調のきいている居心地のいい展覧会場でお楽しみください。

◎下記は信長から拝領の眞光の国宝金梨地糸巻太刀拵え
徳川四天王の1人荘内酒井家初代酒井忠次の所用。天正10年(1582)3月織田・徳川の連合軍は甲斐に進撃して武田勝頼を破り、その帰途、織田信長が忠次居城三河吉田城に立ち寄り忠次心からもてなし、信長大いに喜び忠次に黄金200両と真光の太刀を贈った。信長が本能寺で自刃する3ヶ月前のことである。真光は備前長船の名工長光の門下と伝えられ太刀は鎌倉時代初期の作である。拵えは信長から贈られた当時のもので鞘は金梨地、柄は錦包の茶糸菱巻、総金具は赤銅魚子地に金の五三桐紋が散らされている。昭和28年国宝指定。
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◎下記は家康から拝領の信房の国宝金梨地葵紋散糸巻太刀拵え。
徳川四天王の1人荘内酒井家初代酒井忠次の所用。小牧長久手の戦いのおり、その功績が大と、徳川家康から贈られた。信房は古備前刀工とみられるが、備前福岡一文字という説もある。太刀は平安時代末から鎌倉時代初期の作である。拵えは、鞘は金梨地で葵紋散(表裏9枚づつ)、柄は花紋金襴包の金茶糸平巻、鍔は赤銅魚子地金小縁、三ツ葵紋で四隅を葵葉形に抜いている。昭和27年国宝指定。
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◎下記は重要文化財の初代忠次の阿古陀形三十二間筋兜。
徳川四天王の1人荘内酒井家初代酒井忠次の所用の色々威胴丸(重要文化財)に附く兜である。形状は阿古陀形、鍍金総覆輪の筋兜鉢で、鉄板の12枚張り黒漆塗を施し、筋は32間、中央に三盛菊の唐草透彫の円金具を打ち、上に三鈷柄の祓立を立て鍍金鍬形を飾る。室町時代末の作である。昭和32年重要文化財指定。
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