2011/10/25 (Tue)

鍔  蝶勝虫透鐔 銘在哉(渡部儀兵衛在哉)

渡部儀兵衛在哉 (万治3年(1660)~寛保2年(1742))
山形県鶴岡市 江戸時代
丸形。素銅鎚目地。毛彫、透彫。角耳赤銅覆輪。両櫃孔赤銅埋。
竪3寸 横2寸9分 厚さ1分3厘
1枚
山形県鶴岡市 致道博物館所蔵
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在哉(ありちか)にはこうした真の丸形もある。石目地に、格子に引いた毛彫も得意のもので、蝶と勝虫の小透もよくきいている。「称儀兵衛。初め珍久門。後、初代安親門。寛保2年4月死。享年82歳。清成、宜時 同時の人」(庄内金工名譜)
鶴岡の金工佐藤珍久の門に入って彫金の技を学び、正阿弥および奈良風の作風を研究する。のち江戸で修行の同門初代土屋安親の指導を受け、安親に次ぐ名工と称された。生涯鶴岡銀町で業をいとなみ、同業鈴木清成と隣あわせに住んで主として鍔をつくる。
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