2011/10/24 (Mon)

平成17年度豊前守藤原清人顕彰碑碑前祭開催さる

平成17年9月19日、午後1時から刀剣鑑賞会並びに碑前祭が温海町で開催されました。美術刀剣庄内支部、温海町教育委員会、町議会議長はじめ議員、商工会、観光協会そして美術刀剣秋田支部長はじめ3名遠路秋田からもご参加いただいて刀匠清人の純朴な人柄を偲びました。顕彰碑は昭和41年日本美術刀剣保存協会、本間薫山、佐藤寒山、酒井忠明等々大勢の有志の発起により建立されました。同碑文には「名人に似たる所2つあり、酒呑みと銭なしと」、説明文には「刀匠豊前守藤原清人は文政10年この地温海に生まれ、庄内藩御用鍛冶斎藤家の養子となる。嘉永5年志をたてて江戸に出て名人山浦清麿の門に学んだが、同7年清麿は自刃し果てた。清人一人師家に留まって師の刀債30余口を完済し、忠義者よと世の賞賛を得た。後自立してさらに技を磨き、慶応3年豊前守を受領し、錦を故郷に飾った。明治34年75歳で歿する。安政6年作の脇差しの添え銘に名人に似たる所2つあり、酒呑みと銭なしとある。これは偉大な師清麿を敬慕し、わが遠く及ばざることを歎じたもので、清人の人間性の真髄をここに見る」とあります。
17huki.png