2015/10/16 (Fri)

山形ゆかりの赤羽刀展

10月16日夕方山形の会合の帰り、上山城でおこなわれている「山形ゆかりの赤羽刀展」を拝見してきました。10月4日から11月8日まで日刀保の山形支部が共催して上山城の多目的ホールで開催されています。10月4日には布施幸一山形支部副支部長の「赤羽刀にみる山形の刀工たち」の演題で講演が行われましたが、都合によりいけなかったのが残念です。
赤羽刀は、戦後連合軍司令部に接収され東京都北区赤羽にあるアメリカ第8軍兵器補給廠に蔵されていたことから称される。日刀保刀剣関係者の尽力により、日本側に引き渡しが許可され、旧所有者が判明した約1100本は返還されたもののその後の返還は進まず、保存対策も問題になっていました。戦後50年をむかえた平成7年に接収刀剣類の処理に関する法律が成立し、国、全国の公立博物館等に無償譲渡され公開活用されることになりました。山形県にもゆかりの赤羽刀があります。今回は山形市最上義光歴史館、米沢市上杉博物館所蔵の赤羽刀が展示されました。


脇差  銘 池田一秀入道龍軒  文政十一年二月日 袁茂政所佩    江戸末期     49.6/0.9(刃長/反り cm)


脇差  銘 一秀           文化十二二月日              江戸末期 40.8/0.7


脇差  銘 清人           元治元年二月日              江戸末期 33.6/0.2


刀    銘 軍勝作                                   室町時代 62.7/2.4


太刀  銘 月山定吉作二月十一日                        室町時代 78.6/2.8


脇差  銘 (三日月)大慶直胤作  文化二年八月日             江戸末期 45.3/0.9


薙刀  銘 荘司美濃介藤原直胤(花押) 嘉永二年二月日(刻印)(宮)  江戸末期 55.2/1.4


刀    銘 水心子正秀         寛政三年八月日            江戸末期 75.6/1.6


刀    銘 国秀              享和二年八月日            江戸後期 71.4/1.6


刀    銘 於東都加藤綱俊造    天保五年八月吉日           江戸後期 70.0/1.7


脇差  銘 加藤長運丈(齋)綱俊   文政十一年八月日           江戸後期 50.5/1.3


刀    銘 羽州米澤住赤間綱信 弘化四年十二月吉日嫡子同姓源直信 江戸後期 69.0/2.2


刀    銘 羽州米澤住赤間綱信 文化十四年五月日於東都鍛之     江戸後期 68.6/2.8


脇差  銘 加藤助太郎綱英 父国秀彫 文化五年四月日           江戸後期 38.2/0.8


水心子正秀肖像画


(露)無外和尚筆


刀装具(拵え、鐔、他)


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2015/08/22 (Sat)

天下の名品重要文化財信濃藤四郎吉光!30年ぶりのお里帰り展示見返り元重!信長公から拝領の国宝真光拵え!

8月22日より9月28日まで出羽庄内酒井家の遺宝展が始まりました。

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重要文化財 短刀 信濃藤四郎吉光、
「吉光、江の義弘、正宗」は名物三作と称され、さすが短刀の名手吉光、いつみても名品に心安まり気持ちいい。
刀剣乱舞のゲームで骨喰藤四郎吉光が大勢のファンがいて注目の的とか、人気の藤四郎吉光の作です。 あやかりたい。

重要刀剣 刀 無銘 伝 為遠(備前為遠。大磨上)
重要刀剣 太刀 銘 一  備前国〇〇住人左兵衛尉助次 延慶三年三月日 
        金象嵌銘 袖の雪
槍 瓶通し槍 銘三条吉広
国宝 真光拵え(織田信長公から拝領)
『30年ぶりのお里帰り展示!9月1日から』 なんといっても話題の展示、展示前からマスコミ取材が多いです。
重要文化財 見返り元重 銘 備州長船住元重 
見返り元重 拵え 鷲田光中花押印 庄内突兵拵え 当地にあります。

短刀 武州正秀(9代酒井忠徳公作刀) 
重要文化財 総覆輪三十二間阿古陀形兜
山形県文化財 朱塗黒糸威二枚胴具足(酒井忠次) 朱塗色々威二枚胴具足(酒井家次)
鐔 船田一琴 桂野赤文 木村安定 池田一次 渡部在哉庄内金工匠等の8点
重要美術品 大井戸茶碗 銘 酒井
鶴岡市文化財 琵琶 銘 武蔵野 
琴 筑紫琴 銘 宮鶴
書 重要文化財 「潮音堂」など多数

新作名刀展では、今年は若い女性層が熱心に鑑賞されている姿が多く見うけられました。
新作の目録はとっくに売り切れ、また刀の参考図書も完売しました。
また

米沢上杉博物館の9月19日から『米澤藩医家の系譜』展のパンフに、特別展示として
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『刀剣人気の高まりに応えて2振の刀剣を特別に展示します』銘吉光(五虎退吉光)と重要文化財太刀銘一(姫鶴一文字)を特別に展示しますとありました。拝見したいと思います。
ゲームアニメから始まって本当刀剣人気なのですね。皆さまの御来館をお待ちいたしております。

2015/08/11 (Tue)

新作名刀展

 8月1日から20日まで鶴岡市・(公財)致道博物館で開催中の新作名刀展、今年は例年になく若い女性が鑑賞されております。
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いまや若い女性の間では刀剣女子とか、「刀剣乱舞」等のゲームがきっかけで全国で鑑賞されているようです。
下記写真は、話題の三日月宗近、加州清光、和泉守兼定、長曽根虎徹、燭台切光忠のストーリーの漫画。
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新作名刀展の作品集もとっくに売り切れ、本部にも在庫はないと聞きました。
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8月20日までありますので、どうぞ刀剣女子はじめ大勢の皆さまのご来館をお待ちいたしております。
 この後は出羽庄内藩酒井家の遺宝展(8月22日~9月28日まで)で、重要文化財藤四郎吉光はじめ刀剣の展示もいたします。最も見どころは、重要文化財見返り元重のお里帰り展示です。昭和61年盗難にあい、了解をだして、昨年大阪のコレクターが苦労されて前所有者から買い上げていただき元重の公開の運びとなりました。(国指定の文化財盗られて知る、時効制度や善意の第三者制度の不条理さ、外国を見習ってほしい。)
 初めての公開はお里である鶴岡で、元所有者故酒井忠明名誉館長も天上で喜ばれていることでしょう。展示はなんと35年ぶりになり、いま文化庁に申請手続き中です。重要文化財の公開期間の制限があり、9月初めからの展示になるとおもいますが、是非ご期待ください。

2015/07/03 (Fri)

上林恒平展 最上徳内記念館で7月21日まで

 6月19日から7月21日まで山形県村山市の最上徳内記念館で開催しています。村山市で開催されている全国各流居合道さくらんぼ大会10周年を記念し、県指定無形文化財認定者の刀匠上林恒平氏の作品を紹介します。上林氏は山形県内で唯一の刀匠として芸術性の高い日本刀をつくられています。平成5年、平成25年には伊勢神宮の神宝を制作しています。また日本美術刀剣保存協会主催の新作刀展でも幾度も受賞されています。
本展では上林氏の制作された刀のほかに、太刀・短刀鐔等も展示します。伝統技術と日本刀の魅力をご堪能いただければ幸いです・
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2015/04/14 (Tue)

「館蔵名刀展」「幕末金工の美」於刀剣博物館、「大関ヶ原展」於江戸東京博物館のご案内

刀剣博物館では、1 月6日から4月26日まで「館蔵名刀展」同時開催「幕末金工の美」を開催いたしております。
国宝、重要文化財、重要美術品、重要刀剣、重要刀装具、重要刀装など名品が多数出品、必見の刀剣展です。
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3月28日から5月17日まで江戸東京博物館で徳川家康没後400年祭にあたり大関ヶ原展を開催いたしております。
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致道博物館より初代酒井忠次の全体を朱漆塗とし、黒糸で威し、兜は筋兜で金箔鹿角を脇立てとしたもので桃山時代典型的な甲冑。
そして二代酒井家次の色々威,忠次と同時代の甲冑などが出品展示されています。
場所が変わると感じも変わるものと思いました。
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忠次所用の甲冑は、クリアファイルと絵はがきとして販売されています。おいでの節は記念に如何でしょうか。
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